八洲庵でこの夏新設した「英語茶道入門4回コース」をご紹介するためにこのコースに7月より参加された方の、8月22日に実施した第3回目の受講風景についてレポートしたいと思います。
皆様通訳案内士の資格をお持ちで、茶道について見聞を深めるためご参加頂いたと聞いておりましたが、第一回・第2回を受講した後に次のコメントを
お寄せいただきました。
「八洲庵で茶道について教えていただき、8月ガイドしていて、今までと違う見方ができる自分に気付きました。さらに学んでいきたいなと思っております。」
お点前作法だけでなく、八洲庵の露地、5つある茶室を活用した幅広い茶道文化の学びがガイドの現場でお役に立ち、関係者一同やりがいを感じた次第です。
さて今日の第3日目のスケジュールは、
①先日まとめたキリスト教徒と茶道の関係について学ぶビデオ学習とQ&A
②露地の待合から、蹲踞、茶室へ入り拝見・席入りする基本動作・動線の復習
③茶花を床と床柱の花器に生けるワークショップ
④盆略点前の茶碗が返却されてから後半のお稽古2回
⑤盆略点前の水屋準備からお仕舞までの通しのお稽古1回
⑥縁高での主菓子の頂き方を学んだ後、2畳小間での蝋燭灯りの中での濃茶体験
⑦盆略点前、通しのお稽古更にもう1回確認の為復習
3時間半に及ぶスケジュールでしたが、皆様前回の復習をきっちりなされてきたのか、大変呑み込みが早く、教授陣も感心してました。
またプリントシートについても、誤植や掲載写真順番の間違いなど、複数のご指摘を頂き感謝しております。
次の第4回は9月中旬に予定してますが、盆略点前の最終確認試験と柄杓を使った薄茶点前
の体験学習が控えてます。またご一緒にお稽古できる事、楽しみにしております。